| ◆ あくまでも彼自身であり続けたデザイナー、Stig
Lindberg。その独創的な世界観は、今まで世界中の多くの人々を魅了してきました。 |
|
とりわけ、一連のテーブルウェアのシリーズは高い人気を誇り、それらの多くは「Scandinavian
Tablewares」など、今や伝説となった展示会等で発表され、当時から常に話題をさらっていました。
|
| 非常にたくさんのバリエーションがある、彼のテーブルウェアを見比べてみると、Lindbergという人が見えてきます。同じシルエットでありながら、表面のグラフィックのパターンを変えたり、異なる調合の釉薬を施すだけで、まったく新しい個性が現れてくる。 |
| そんなデコレーションの可能性を追い求めたアーティストであり、その一方で、手触りや耐久性など、実際に使われる場面を考え抜き、製品としての完成度を高めるため素材の研究を重ね、用途に応じて使い分けるなど、プロダクトデザイナーとしての側面も併せ持つ人でありました。 |
| しかしながら、個々の作品からは、その様な作品に対する真摯な姿勢は微塵も感じられず、むしろ、自然体の仕草のような、リラックスした清々しさに包まれています。 |
| みんなでテーブルを囲んだ時々の様々な雰囲気、もしかすると、彼のテーブルウェアは、そんな雰囲気を見守る優しい微笑なのかもしれません。 |