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このシリーズのカップの持ち手は、リング上のものがカップの側面のラインに沿うようについています。
そして、その断面はリング全体が内側に向かってすぼまるような三角形となっています。
持ち手を両サイドからつまむように持ったときに、力が持ち手の中心に自然に向かい安定します。
また、持ち手に指を通してカップを持ってみると、この形状が指に気持ちよくフィットしてストレスを感じさせません。
持ち手のパーツだけを見てみると、胴体との接地面が広く、指の当たらない部分にも厚みがもたせてあるため、この小振りなカップのサイズには不釣り合いに大きいものに思われます。
しかし、実際にカップについている持ち手は、胴体の存在に頼らずそれ自体が独立した形をしている為か、控えめな印象を受けます。
それはまるで、ステンシルのパターンを邪魔しないように、自ら一歩引いているかのようです。
ここでもまた、けして欠かすことのできない名脇役の絶妙な仕事が光ります。
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