Stig Lindbergの作品のなかでも特に人気が高く、代名詞的なシリーズとしてしられているBersa。 青々とした葉っぱが元気よく全体にプリントされていて、テーブルに並べるとまるで森が広がっているよう。 Bersaシリーズは製造期間が長かったこともあり、様々なアイテムが存在します。 その幅広さはおそらくLindberg作品中最多で、基本であるLLmdel以外のアイテムにも同じ葉っぱ模様がプリントされ、ラインナップに加えられいます。 使いやすさとかわいさの両方をかねそなえたBersaシリーズは、観察対象としても興味がつきません。 今回は数々のアイテムのなかから特に種類の多いものを選んで見比べてみましょう。
やっとこの日がやってきました。 Bersaシリーズのカップ&ソーサーのラインナップが勢ぞろいです。 まだまだ、ほかのタイプがありそうなところが、Bersaのおもしろいところ。 カップの系統が2種類あるのは以前からいわれていましたが、サイズ展開が二種ずつ用意されています。 中2つはLLモデルで、ティーカップとホットチョコレートというところでしょうか。 そうすると、両端はコーヒーとスープ? サイズの呼び名はそれぞれのようで特に決まった呼び方は現地でもなされていません。
数種類のシリーズだけに採用されていた、丸い底をもったカップ二種ですが、カップの底の形状、ソーサーのシルエットなど細かい部分に違いがあり、単なるスケールアップではなく、それぞれのサイズの合わせたデザインがなされています。 形が大きくなって、葉っぱが2列になるところがたまらない! スープカップサイズは、フェアンス素材で絵柄の違うほぼ同型のカップ&ソーサーが作られいます。
おなじみの丸型のプレートを比べてみます。 こちらも3種類のサイズがあります。(実はもっとあるかもしれません) 形は同じでサイズだけが違う印象ですが、18cm、21cmでは44枚の葉が並んでいますが、24cmでは38枚となります。その分葉のサイズが大きくなります。 葉っぱの横幅がぐっと広がった感じです。 それぞれのアイテムごとにデコレーションまで細かく気遣われていることに驚かされます。
Bersaはロングセラーであるため、素材やプリントの仕様に細かい変更がされてきました。 葉プリントも数種類みられ、見た目にも大きな違いがあるものがあります。 違いが顕著なプリント2つを比べてみましょう。
ペッパーボトルはサイズ違いでまったく異なるデザインがされていますが、胴の部分をいずれも三角です。 用途やカテゴリでデザイン上の関連性をもたせているのがLindbergらしいと思います。 こういったちょっとした遊び心が使う楽しみにつながります。 使う人を幸せにする工夫。これがBersaの人気の秘密なのでしょう。
テーブル上で必要なものはおよそすべてが揃うBersaのアイテムたちを見てゆくと、デザインされた当時の暮らしがみえてきます。 壁付けのシュガーポット、、木蓋の器、ソースボトル、大小さまざまなお皿・・・。 現代の私たちの生活には馴染みのないものもありますが、どれもシンプルなデザインですので様々にアレンジできそうです。 古い雑誌なので時折目にする古きよき時代の風景。 輝かしい未来への希望に胸躍らせていた時代の息吹を、テーブルのすみにそっと添えてみてはいかがでしょうか。